こんにちは!スタッフの石田です。
9月に入り、運動会や町のイベントなどの行事が増える楽しい時期ですが、もう一つ増えるのが台風です!
そこで本日は、防災意識の高まるこの時期にだからこそ知っておきたい、防災テントの必要性についてお話ししたいと思います。

防災テントとは?

まずは「防災テント」についてご紹介します。

「防災テント」には災害時に避難する際に、被災者が利用する「避難用テント」、災害対策本部などの指揮所陣営設営に利用される「災害対策テント」、配給所などの備品保管・配給スペース用「備蓄倉庫テント」、医療施術・処方・安置スペースなどに利用される「医療テント」などがあり、まとめて「防災テント」と呼称されます。

上記のように災害時、様々な用途で利用されるテントは被災者の不安な心境に少しの安心や長引くかもしれない避難生活への不安を払拭する重要な役割を担うマストアイテムです。

今や日本は災害大国と言っても過言ではないほど、水害や台風・大雪・土砂災害・地震・火山噴火など、毎年日本のどこかで不幸な災いに翻弄されるニュースを見聞きします。

「避難生活」もテレビの中の世界ではなく、もっと身近に感じられるようになってきたのではないでしょうか?

そんな昨今、「防災テント」も、より便利で、より機能的に発展してきました。

今回はそんな「災害時に活躍するテント」=「防災テント」を弊社商品の紹介を交えて解説していきたいと思います。

 

防災テントが必要な3つの理由

ではなぜ防災テントが必要なのでしょうか?

必要と考えられる主な理由としては、「プライバシーの保護」「避難場所の不足」「エコノミークラス症候群の防止」の3つが挙げられます。

1.プライバシーの保護

災害発生時、体育館や公民館などの公共施設へ集団で避難し、共同生活を送ることになります。

避難生活が長期になる場合もあるため、人の目を気にしながら生活することは非常にストレスを感じることとなります。

そんな時に防災テントがあれば、人の目を気にすることなく着替えや寝泊りをすることができ、プライベート空間が確保できるためストレスを軽減することが可能になります。、

そのため、避難生活には必須なアイテムと言えるでしょう。

2.避難場所の不足

近年では東京や人口密集地などでは避難所不足が叫ばれています。

防災テントも、従来のような組み立て型の大型テントはその大きさ、重さ故、保管場所、備蓄場所にも広く、大きな容量が求められ、避難場所の確保にとっての障害の一つとなっておりました。

しかし、現在では折り畳み収納可能な様々な種類の「防災テント」が各メーカーから続々とリリースされており、避難場所確保の一助となりつつあります。

そもそもの避難場所確保は各自治体の喫緊の課題ではありますが、我々「防災テント」を扱う販売業者やメーカーもより便利で、扱い易い商品の開発、販売を心がけており、災害時における被災者様と自治体様の抱える負担の一役を担えるよう、日々開発・発信に努めております。

3.エコノミークラス症候群の防止

避難時に車内などの狭いスペースで生活すると、エコノミークラス症候群を引き起こす恐れがあります。

エコノミークラス症候群とは、食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い空間で長時間動かないと血行不良を起こし、その結果血栓という血の塊が血管を流れ肺に詰まる肺塞栓などを誘発する恐れのある病気で、最悪の場合死に至ります。

予防のためには、ゆったりとした服装で軽い体操やストレッチを行うこと、眠る時は足を上げるなどを行う必要があります。

防災テントがあれば、人の目を気にすることなく、また必要なスペースを確保することができるためそういった病気の防止にも一役買っているのです。

 

防災用として使えるテントの特徴

防災テントとして使えるテントには、「ウォール」「タイプ」「素材」のそれぞれ以下のような特徴があります。

1.ウォール

主に災害時に使用する「避難テント」はプライベートを確保する間仕切り壁を被災者が独自に段ボールで製作、利用していたことから考案されたものです。

災害があると何日も避難所から出られなかったり、時にはマスコミのカメラに晒されることもあり、被災者の精神的負担は度々問題として取り上げられるようになりました。

避難所の間仕切り壁(ウォール)から始まった避難テントは、最小限の間仕切り壁のみのテントから、最近では、壁(ウォール)のみではなく、屋根、床一体式のテントが一番人気となっております。

2.タイプ

災害時には心身ともに疲弊していると考えられるため、設置・撤去が簡単にできるテントがお勧めです。

骨組みを一本一本組み立てるタイプの組立式テントだと、組み立てが不慣れな場合は時間と労力が必要となります。

ワンタッチタイプのテントであれば、袋から取り出し広げるだけで設営ができるため、時間と労力も必要なく、少ない人数で設営できるため避難用テントとして適しています。

3.素材

生地の種類に「防炎品」と「非防炎品」がございます。

「防炎品」は(財)日本防炎協会の防炎性能試験基準に合格した生地で、火元や炎が当たると生地自体は燃えますが、火元や炎が生地から離れれば、自己消化性によってそれ以上生地が燃え広がることを抑えられる素材のことです。

「非防炎品」は「防炎品」のような特殊な加工や薬剤が含まれていない素材のことです。

大規模災害などで長期の避難所生活を余儀なくされた場合、ストーブ等の暖房器具、湯沸かし機器など、やむを得ず火気を使用することも考えられます。

このような環境でもし火災が発生すると大変大きな被害を引き起こす可能性があるため、屋内で使用する際の防災テントでは防炎認定を取得した製品をご選択いただくことを推奨いたします。

「防炎品」は厳しい防炎基準をクリアするため製品の開発に時間とコストがかかるので商品自体の価格が高価な場合がございます。

逆に「非防炎品」は比較的安価で手に入りますが、もしもの時に不安が残ります。

「防炎品」「非防炎品」を必要に応じて見極めることがとても大切です。

 

防災テントを選ぶ3つのポイント

防災テントを選ぶ際のポイントは、「設営のしやすさ」「持ち運び安さ」「保管のしやすさ」の3点です。

1.設営のしやすさ

緊急避難時には、アウトドア等でテントの扱いに慣れている方以外でも短時間で簡単に設営・撤去ができるテントを選ぶ必要があります。

室内でのプライベートスペースを確保するためのテントは、袋から取り出し広げるだけで設置・撤去ができるポップアップテントのような仕様のテントだと、時間と労力を奪われないため避難時にはお勧めです。

避難場所の施設で受付や救護テントとして使用する目的のテントも、骨組みを一から組み立てる必要がなく、少人数で簡単に設営ができるワンタッチタイプのテントが便利です。

2.持ち運びやすさ

いざという時、避難所に持参することを想定した時、大きすぎる・重すぎるものだと非常に扱いづらく、足場が悪い中避難する場合は大変危険です。

女性でも持ち運びができる大きさ・重量のテントを選ぶ必要があります。

テントを準備する際は、緊急時でも持ち運べる大きさか、1人でも持てる重さかをしっかり確認して購入することをお勧めします。

3.保管のしやすさ

緊急時に使用するテントは、使用頻度は少なく、いざという時のために備えておきたい防災グッズの一つです。

そのため、必要な時まで邪魔にならず保管しやすいテントを選ぶ必要があります。

個人で保管される場合、小スペースで保管できるコンパクトなものがお勧めです。

施設で大量に保管される場合も、積み重ねて保管できるものがお勧めです。

 

テントマーケットおすすめの防災テント

当店でおすすめの防災テントは
「らくらくシェルターテント」「ブルームテントSF」「おたすけてんと」
の3種類です。
それぞれの特徴を簡単にご説明します。

【らくらくシェルターテント】

 

 

 

収納バッグから取り出して広げるだけで簡単に設営ができるテント。
屋根・入口にはメッシュ幕もついているため目隠し・換気・採光を簡単に行えます。
広々とした避難所でプライベート空間をつくり、少しでも快適に過ごせるように設計された商品です。

 

【ブルームテントSF】

ブルームテント タイプSF

 

 

防災・医療用からイベントにも多目的に使用できるテントです。
テントマーケット人気№1のブルームテントに窓・入り口が付いた横幕が標準でセットされたお得な商品です。
屋根は片側へ雨が流れる仕様の片流れタイプ。
横幕の側面・背面共にメッシュ素材の窓がついております、入り口はファスナーで開閉できます。
幕素材には防炎認定された生地が使用されているので屋内での使用にも安心です。

 

【おたすけてんと】

 

 

 

被災地でのプライバシー保護に最適のワンタッチテント。
ワンタッチで軽量、しかもコンパクト。
部品は全てセットされた一体式で、広げて伸ばすだけで組み立て可能。
集団避難場所でのプライベート空間や着替えや医療スペースにご利用ください。

 

まとめ

ここまで、防災テントについてご紹介してきました!

災害はいつどこで起こるのか、「防災テント」は誰に必要となるのか、決して、誰にも分からないし、予測も困難です。

しかし、ここ数年だけ見ても必ず私たちの住む日本のどこかで災害は発生し、そのたびに被災者が存在します。

例えば上記に紹介した「避難テント」は果たして被災者の方すべてに行き渡っているのでしょうか?

防災意識の高まりとともに発展を続ける「防災テント」。

日本各地の自治体様より毎年数々のお問い合わせを頂くようになりましたが、全国の皆様が安心できるほどの普及はまだまだ進んでいないように思います。

私たち一人ひとりが防災意識を持つことはとても重要で、全ての防災義務を自治体任せというのは現実的ではないように思います。

地震や洪水、大雪や大雨、時には火山噴火まで、日本人である私たちは常に自然災害の危険に晒されていると言っても過言ではありません。

最近の日本では、毎年自然災害が起こるたびにたくさんの被災者が発生しているのは事実で、もはや他人事ではなく、とても身近で喫緊の課題と考えて頂いても考えすぎということではないでしょう。

「備えあれば憂いなし」の言葉通り各個人が常に防災意識を持ち、予測不可能な天変地異にも落ち着いて対応できるよう、少しでも安心を獲得することのできる手段の一つとして、こうした災害現場で活躍してきた「防災テント」をご検討する際の一助となれたならと思い、「防災テント」の最前線をご紹介してまいりました。

もしご興味頂けましたら弊社特設サイトでもこちらにご紹介した「防災テント」商品を掲載させて頂いておりますのでリンクよりご覧ください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

次回の更新をお楽しみに★

 

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