プロがこんにちは。スタッフの島山です。
秋には運動会やイベントでテントを使われる機会が多くなります。
夏が終わってもまだまだ日差しが強い日もあったりして屋外でテントは大活躍です。
テントの屋根に使われている生地は様々な効果があることはご存知でしょうか?
例えばUVカット率99%以上だったり、防水はもちろん防炎加工がされているものもあります。
しかし、そういった加工もお手入れ一つで効果の持ちが変わってきます!
今日はテントの効果を長持ちさせるための秘訣をご紹介します。

 

テントのメンテナンスが必要な理由

イベントテントは強い日差しや突然の雨から、人々や荷物を守ってくれる役割があります。
そんな日差しや雨にさらされるテントは、メンテナンスを怠るとテント自体の劣化スピードを早めてしまうことに繋がります。
ですので、長くご使用していただくにはメンテナンスが必要不可欠になります。

①カビ・ニオイの防止
カビが生えてしまう・生乾きのような臭いがする要因は全て水分です。
天幕が濡れてしまった際にきちんと乾かさず収納してしまうことが、雑菌が繁殖しカビ・悪臭の原因になります。
ですので、使用後は完全に天幕を乾かしてから収納してください。
※雨の日だけではなく、湿気の強い梅雨や草むらの上で使用した際にも天幕に水分を含んでしまうので注意が必要です。

②生地劣化の防止
天幕の生地は使用していく中での経年劣化はさけることができません。
ですが少しの意識で、劣化促進を抑えることができます。
天幕の劣化の原因としては紫外線です。
人が紫外線を浴びると肌が黒くなったり、しみ・そばかすのような肌のトラブルになるのと同様に天幕の生地トラブルの要因になります。
太陽の紫外線によって天幕が変色したり、表面に施されている加工が弱まり剥がれてしまう場合がございます。
ですので屋外で使用する際は直射日光の当たらない場所でご使用いただくことで、より長くご使用いただけます。
また、カビなども生地が破ける原因になりますのでご注意ください。

③撥水効果の持続
できるだけ撥水効果を持続させるための方法には、汚さない・汚れた際はすぐ落とすようにすることですしてください。
フッ素系の撥水剤は汚れに弱いため、使用時や収納時に汚れた際にはなるべく早く汚れをおとすことが重要です。
それだけではなく”生地劣化の防止”にて説明させて頂きましたように、太陽の紫外線を浴びることによって撥水効果も弱まってしまいます。
ですので、濡れた際に乾かす時なども陰干しして頂くことをご推奨いたします。

 

テントに必要なメンテナンス

①乾燥
天幕が濡れたままにすることも劣化を早めたり、表面がくっついてしまい加工が剥がれる原因になります。
保管する前は汚れたりしていなくても、しっかりと乾燥させることが重要です。
しかし直射日光が当たる場所で乾かすことは控えて下さい。
日陰の風通しの良い場所に天幕が重ならない様に広げてしっかりと乾かします。

②汚れ除去
テントを屋外で使用した後は砂埃がついていたりと、意外と汚れてしまっています。
ですので、使用後は乾拭きからぶきなどをして汚れをしっかり落としましょう。
大きいサイズですと天幕の収納時に汚れてしまう場合があるので、注意が必要です。

 

テントのメンテナンス方法

①乾燥
★乾かすときのポイント★
天幕を乾かすときは組み立て式なら屋根部分のパイプを片付ける前に天幕のお手入れをして、屋根パイプに被せて乾かすと重なりもなく裏表しっかり乾かすことが出来ます。
また、芝生や土の上などは避けて湿気が無く広いスペースが確保できる駐車場などを利用しましょう。
※周辺の安全は十分に配慮して行ってください。
※風が強い場合は中止してください。

イベントテントの乾かし方について詳しくはこちら

②部位別汚れの除去方法
【フレーム】
フレームの脚部分は地面との接地面のため、汚れやすいです。
軽い汚れの場合は乾いた布で拭きます。
泥汚れなど、から拭きだけで落ちない場合などはパイプも水洗いしましょう。
柔らかいブラシなどで優しく汚れを落とし、乾いたタオルで水分をしっかりふき取ります。
水分が残ったままですと錆びの原因となるため、パイプは中までしっかりと乾燥させて下さい。

【生地】
・軽い汚れの場合…
水で濡らして固く絞ったタオルなどでふき取りをして下さい。
・汚れがひどかったり長期の保管の前の場合…
しっかりと洗います。
柔らかいタオルなどの布と中性洗剤を使用して優しく洗います。洗剤が残らないようにしっかりと流していきます。
洗った後は乾いたタオルで水分をふき取りましょう。
またフレームも、パイプが空洞になっているので土などが入り込んでしまいます。
パイプの汚れもしっかり確認してキレイにしておきましょう。

③畳み方
天幕とフレームを別々にして保管します。
ワンタッチテントは天幕とフレームを一体化したまま収納することが可能ですが、天幕は一体化したまま長期保管すると、シワになったり文字が剝がれやすくなります。
長期間使わずに保管する際は天幕とフレームを別々にし、それぞれを畳んで暗所で保管してください。

 

長く使うためのポイント

①引きずらない
テントを移動させる際はひきずらないようご注意ください。
ワンタッチテントは軽量といっても、サイズが大きいものですと重量がありますし、移動のたびにテントを畳んで運ぶのは手間です。
かといって引きずって動かしてしまうとフレームの破損に繋がります。
弊社おすすめ商品のブルームテント2では、オプションにてキャスターの販売を行っております。
キャスターを使用することにより、テントを広げたまま移動できます。
一部商品ではキャスターを販売しておりますので、テントのご購入を検討される際は是非オプションもご一緒にご覧ください。

②保管場所
【直射日光を避ける】
→日光は生地を劣化させます。直射日光が当たらない場所で保管しましょう。
【高温多湿を避ける】
→高温多湿はテントにダメージを与えてしまいます。天幕はもちろん湿度が高いとフレームの錆びにの原因にもなります。
【風通しの良い場所】
→なるべく風通しの良い場所で保管したり、定期的に天幕を出して乾かすようにすると長持ちします。

こちらの3点は特に気を付けたい項目です。
テントは保管場所や方法で持ちが違ってきます。
特に天幕は生地に撥水加工はもちろん、UVカットの加工や文字入れなど様々な加工がされています。
保管方法や場所でその効果が落ちてしまいます。
テントを長く使うにはお手入れはもちろん、保管にも十分注意が必要です。

またどのタイプのテントでも言えることは、土の上や芝生などに直に置くのではなくシートや板などで地面に直接当たらない様にするということ。
保管中の汚れ防止や傷も付きにくいのではないでしょうか?
運動会などで使用するテントは年に1~2回ほどの使用で長期間保管することになります。
文字入れされた天幕は特に文字同士がくっついてしまったり…というトラブルもありますのでたたみ方も注意が必要です。
※文字は直接書き入れたり張り付けて加工しています。
文字と文字を付けてたたむと張り付いて剥がれてしまいますのでご注意下さい。

ではテントの種類では保管方法にどんな違いがあり、どんなことに注意が必要になるでしょうか?

ワンタッチテントは簡単に設置や撤収ができるという特徴があります。
保管の際もフレームに天幕をかぶせたまま収納袋に入れて保管します。
そのため保管の際は立てて保管することをおすすめします。
横に寝かせての保管は天幕が擦れて破れてしまう可能性があります。
立てて保管すればテント同士を重ねてしまうこともなく保管できます。
また年単位で長期に保管される場合などは、フレームから天幕を外して別々に収納して保管することがおすすめです。
長期間フレームと天幕が接する場所だけ生地が弱くなったり破れたりする恐れがあります。
また、フレームが常に生地で覆われている状態になりますので湿気がたまりやすく錆びの原因にもなりますのでご注意下さい。

 

おすすめテント(商品紹介)

 ブルームテント2

当店一押しのブルームテント!
この商品の一番のポイントはフレーム強度です。
従来のフレームは35mm角の四角形ですが、ブルームテントは40mm角の六角形でフレーム強度・耐久性が従来のものより高くなっています。
また、フレームがアルミ製のため錆びにくく軽量です。
付属品としてキャリーバック式の収納ケースがついているので女性一人でも持ち運びが簡単に行えるのもブルームテントの特長です。

 パワーパイプテント

テントの定番!
使いやすさ、丈夫さに徹したパワーパイプテント
骨組みはさびに強い表面トップコートを施したメッキ鋼管「ポストジンク」を使用。
天幕の素材はトラックシートとしても使用されるエステル帆布を使用。
耐久性・防水性・汎用性に優れており、擦れなどにも強い素材です。
ワンタッチテントに比べて重量はありますが、強さと安全性が変わらない人気の秘密です。

 

まとめ

今回は皆さんがお使いのテントのお手入れ方法や保管方法について詳しくご紹介しました。
このようにテントの種類やパーツによって保管方法が違う事があります。
そしてテントを長持ちさせるのはもちろん、事故の原因にもなるテントの痛みや破損を防ぐことにもなります。
テントは使用中だけではなくぜひお手入れや保管の際にもこのような点に注意していただき、長く安全に使用して下さい。

 

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