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こんにちは!スタッフの石田です。
本日は、イベントテントが雨などで濡れてしまった時、どのように対処すればよいかお話ししたいと思います。
最後までお付き合いください!
イベントテントが濡れる主な要因
イベントテントが濡れる主な原因は「雨」と「湿気」の2つがあります。
それぞれ詳しくご説明します。
①雨
イベントテントは、強い日差しから人々を守ってくれる役割と、突然の雨から人や物を守ってくれる大事な役割があります。
雨天の際に使用したテントを、時間や使用環境によって、濡れた状態のまま収納せざるを得ない場合もあるかもしれません。
本来であればテントが濡れてしまった後あまり時間をおかず晴れた日にもう一度テントを設置して、天幕だけじゃなくパイプも一緒に乾かすとよいのですが、なかなかそうもいかないこともありますよね。
しかしそのまま収納・保管すると、カビや汚れの原因となり、生地自体の撥水性や耐水性、遮光性が劣化するスピードが早まるためしっかり乾かして保管していただくようお願いします。
②湿気
イベントテントを使用する時期や場所はいろいろだと思います。
その中でも梅雨の時期や芝生の上で使用した際は、晴れている日であっても湿気の影響で天幕に水分が含まれてしまいます。
また年に1~2回程度の使用頻度という方もいらっしゃると思います。
そういった場合、大切に保管していたつもりでも、倉庫内の湿気で知らず知らずのうちにテントが濡れてしまっていてカビが生えてしまった、ということがあります。
使用頻度が少なくても、定期的に広げてあげることも大切です。
★保管方法に関しましては、こちらの記事もご確認ください。
テントを長く使用するために気を付けたい【保管方法】 | イベントテントのことならテントマーケット
イベントテントを乾燥させる理由
イベントテントを濡れたまま放置してしまうと、テントに様々な悪影響を与えます。
そのため、濡れてしまった場合は、しっかりと乾燥させる必要があります。
それでは、濡れてしまったイベントテントを乾燥させる理由をご紹介していきます。
①カビ防止
カビが生える原因は水分です。
天幕へカビが生えてしまうと完全に落とすことは難しいです。
雨の日に使用した際に、十分に乾燥させず畳んでしまうとカビが生えてしまいます。
また雨の日だけでなく湿度の高い梅雨時や芝生の上で使用した際や、保管する場所が湿度の高い場所である場合にも天幕に水分が含まれてしまうことがあるので注意が必要です。
そしてカビが生えたまま放置してしまうと、撥水加工やUVカット加工などの表面に施してある加工が薄まってしまう場合がございます。
★カビ対策に関しましては、こちらの記事もご確認ください。
テントにカビが生えてしまった!プロが教える対策と予防策 | イベントテントのことならテントマーケット (tentmarket.co.jp)
②雑菌繁殖・悪臭防止
悪臭の原因も水分にあります。
天幕を濡れたまま片付けておいておくことで、カビだけでなく洗濯の生乾きのような臭いが発生する場合があります。
この臭いの原因は、水分が残ったままのテントを放置したことによる雑菌の繁殖にあります。
そして臭いもカビと同様に、一度ついてしまうとそう簡単には消えません。
また保管が長期になる場合は、1ヶ月に1回程度広げて空気を通し湿気がこもらないようにするなど、雑菌繁殖・カビ防止のための対策が必要です。
イベントテントを乾かすときに知っておくべき基本
イベントテントを乾燥させるときには、「日光」と「風」2つのポイントを押さえておく必要があります。
この2つのポイントを押さえることで、より効率的にイベントテントを乾燥させることができます。
①日光
濡れているテントを乾かすためには日光が必要不可欠です。
外に干して陽に当てることで、最短で乾かすことができます。
ですが長時間陽にあてることや直射日光の当てすぎはテントの劣化に繋がるため注意が必要です。
乾いた後はなるべく早めに片付け、長時間の日干しを避けてください。
※陽の当てすぎによって劣化してしまう理由を下記にてご説明させていただいてますので、是非ご覧ください。
②風
陽が出ていなくても風がある時にも乾かすことが可能です。
ですが日光が出ている時に比べ、時間がかかってしまうでしょう。
全体に風が通るように、広げて干すことがポイントです。
しかし湿度の高い梅雨時期や芝生の上で干してしまうと、風がある場合でも天幕に水分を含んでしまう場合がございますのでご注意ください。
※テントを広げて干せない場合は、陽が出てる場合や風がある場合でも内側に水分が残る可能性があるため、定期的に向きを変えるなど全体を乾かすための工夫が必要です。
イベントテントを乾かすときの注意点2選
イベントテントを乾かす際には下記2点に注意して乾かしましょう。
1.直射日光の当てすぎ
2.水分を飛ばす
それぞれなぜ注意すべきか理由をご説明します。
①直射日光の当てすぎ
日光の当てすぎが劣化促進の1番の要因になります。
水分を含んだテントは陽にあてることで、最も早く乾きます。
ですが直射日光に長時間当ててしまうと、紫外線の影響でコーティングされている表面が溶けて薄くなります。
これが劣化の促進につながります。
ですので屋外でテントを乾かす際はなるべく直射日光に当たらない場所に干したり、乾いたらなるべく早く片づけるなど生地を傷めないための気遣いが必要です。
イベントなどで使用していくうえでの経年劣化は避けられませんが、乾かす際にも気を遣うことでより長く使用していただけると思います。
②水分を飛ばす
テントを乾かす前にできるだけ表面の水分を飛ばしてください。
手で払ったり吸水タオル等を使って予め水分を飛ばすことで、天幕への吸収を防ぎ乾燥時間を短縮することができます。
また時間短縮だけではなく日光の当てすぎ防止にも繋がります。
上記でご説明したように少しでも水分が残ってしまうと、カビや雑菌繁殖・悪臭の原因となります。これを防ぐためにも、予めある程度の水分を飛ばしておくことが重要です。
③乾きにくい箇所を把握する
テントを乾かす際は、干す場所だけではなく干し方にも注意が必要です。
洗濯物を干した際、洋服の袖の部分は乾きにくくないでしょうか。
テントも同様に、生地が分厚くなっている箇所があります。
そのような箇所が乾いているかを確認せず湿ったまま片づけてしまうと、そこからカビが生えてしまったり雑菌が繁殖する恐れがあります。
ですので予め乾きにくい箇所を把握しておき、しまう際に確認することが重要です。
撥水性のあるテントを選びましょう
雨や湿気が天幕の生地に浸透してしまうと、なかなか乾きづらく、生乾きのままになってしまう恐れがあります。
撥水性のあるテントを選ぶことによって、その悩みが解決され、雨天時でも安心して使用していただけます!
そこで撥水性のあるテントをご紹介します。
ブルームテント2
当店イチオシのブルームテント!
フレームが六角形で強度があり、天幕も撥水性・防水性に優れていて重量も軽いのでお手入れが簡単!
*名入れ無料キャンペーン実施中!!(1.8m×1.8m・4m×8mは対象外です。)
当店規定書体(楷書体・角ゴシック体・丸ゴシック体)にて斜面部へ30cm角で9文字、タレ部へ15cm角で12文字まで無料です。
かんたんてんと3
こちらも人気の高い商品です!
天幕は撥水加工・防水加工がされており、ミシン目はシーリングテープで目止め処理されているので、雨天でも安心です。
*目止めとは…ミシン縫製の糸目部分から水が浸入することを防ぐものです。
ほかにも多数の商品を取り揃えております(^^)/
まとめ
ここまで、イベントテントが濡れてしまった時の正しい乾かし方や注意点をご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?
イベントテントを使ってくださっている皆様のお役に少しでも立てられれば幸いです。
テントが雨や湿気で濡れてしまうのは仕方のないことです。
しかし濡れてしまった後、正しい処置をするかしないかで、テントの傷み具合など大きく変わってきます。
決して安い物ではなく、買い替えるといっても簡単にはできないのがイベントテント。
だからこそ大切に使用し、長く愛用していただきたいと思います。
他にもご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください!
長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
次回の更新をお楽しみに☆