学校行事や企業の懇親会、フェスなど、野外で行われるイベントのほとんどでは、テントが使われています。
多くの場合、イベントテントは1回きり、もしくは年に数回程度しか使われないため、購入とレンタルのどちらにするか迷っている人も多いでしょう。
そこで今回はイベントテントの相場や購入・レンタル方法、また中古ショップで取り扱うイベントについても紹介していきます。
イベントの運営を任されている方で、テントの調達方法に悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
目次
イベントで使うテントはレンタルできるのご存知ですか?
レンタルの注意点まとめ
各種行事で使用するイベントテントは、レンタル専門業者から借りることができます。
イベントテントといえば学校の運動会で使用する、白い天幕を4本のパイプで支える「パイプテント」を連想する人が多いかと思いますが、現在はさまざまなタイプのイベ
ントテントが展開されています。
メーカーが風対策を考えて設計した頑丈なものや、キャスター付きのもの、段差をなくす段差用テントなど機能性の高いテントは、悪天候や条件下でも安心して使えるでしょう。
また、2階建てテントや窓付きテント、ドーム付きテントなど、おしゃれでユニークなテントは女性や子供から人気です。
ワンタッチ式で開閉できる便利なテントを選べば、アウトドアに不慣れな人でも簡単に使えます。
2mや3mの小さなテントから、30mを超えるテントまで大きさもさまざまで、きっと気に入るテントを見つけられるでしょう。
そんなイベントテントは収納場所を取られないうえ、イベントの規模や環境に合わせたものを借りられるところがメリットですが、注意点もあります。
1つ目はレンタル日数のカウント方法。
レンタル業者によっても異なりますが、通常お客様の手元に届いた日や返送して業者の手元に届いた日は1日としてカウントされます。
つまり、わずか1日のイベントでテントを使用する場合も、最低3日間として見積もりを取る必要があるのです。
他にも送料や保険料が発生することがあり、レンタル料金の仕組みは意外とわかりにくくなっています。
ふたつめの注意点は、天候不良などの理由でイベントが中止になってしまったときのこと。
延期であればキャンセル料がかからなかったり、送料のみ請求したりするレンタル業者もいますが、それでも一旦返して、借り直して…と手間がかかります。
こうなるとレンタルよりも購入の方が気楽に使えそうと感じますよね。
他にも、万が一破損してしまった場合の補償や、返送時の掃除の必要性など、確認しなければならないことが多々あります。
レンタルをするときには、その手間も考えて依頼をするようにしてください。
イベントテントのレンタルをサイズ毎に価格比較
イベントテントのレンタル料金は多くの場合、レンタル期間とテントのサイズ、性能によって決まります。
学校のイベントでよく見かける、スタンダードな白いイベントテントを例に紹介致します。
3日間レンタルした場合、一張あたりの相場
1間(1.8m)×1.5間(2.7m) | 約5,400円 | |
1.5間(2.7m)×2間(3.6m) | 約5,400円 | |
2間(3.6m)×3間(5.4m) | 約10,800円 | |
3間(5.4m)×4間(7.2m) | 約25,800円 | |
3間(5.4m)×5間(9m) | 約51,800円 |
1週間レンタルした場合、一張あたりの相場
1間(1.8m)×1.5間(2.7m) | 約10,800円 | |
1.5間(2.7m)×2間(3.6m) | 約10,800円 | |
2間(3.6m)×3間(5.4m) | 約21,600円 | |
3間(5.4m)×4間(7.2m) | 約51,400円 | |
3間(5.4m)×5間(9m) | 約103,000円 |
2週間レンタルした場合、一張あたりの相場
1間(1.8m)×1.5間(2.7m) | 約21,600円 | |
1.5間(2.7m)×2間(3.6m) | 約21,600円 | |
2間(3.6m)×3間(5.4m) | 約43,200円 | |
3間(5.4m)×4間(7.2m) | 約103,000円 | |
3間(5.4m)×5間(9m) | 約207,000円 |
横幕がついていて、住宅のような形状をしているテントの場合、3日間で5万円以上は見ておきましょう。
業者によって取り扱っているテントの種類や価格は異なるので、一社に絞るのではなく、複数の業者をよく比較することをおすすめします。
レンタル期間が長くなればなるほど費用もかさむので、使用期間を視野に入れながら購
入とレンタルのどちらがお得なのかをよく考えてみましょう。
おしゃれなイベントテントを新品かつ激安で手に入れる方法
スタンダードな白膜のパイプテントよりも、おしゃれなデザインのイベントテントの方がレンタル・購入ともに価格が上がる傾向にあります。
しかし、おしゃれキャンプやグランピングが流行している昨今、少し奮発しておしゃれなイベントテントをレンタルではなく購入したいと考える人が増えてきています。
イベントテントを新品で購入する方法は、おもに3つです。
ひとつはアマゾンや楽天市場などのオンラインショップからの購入、ふたつ目はアウトドア専門店やホームセンターなど、実店舗での購入、そしてテント専門業者からの直購入です。
ディスカウントされていることが多いオンラインショップですが、目視で確認できないため、届いてから想像していたものと違って後悔する可能性があります。
実店舗は自分の目で確認できることが魅力ですが、サイズの大きなテントは商品数が少なく、気に入る商品が見つからないことも。
その点、テント専門業者を選ぶと、豊富な品ぞろえの中から好きなテントを選ぶことができます。
テントのプロのスタッフが常駐していれば、どんなテントを選べばいいのかわからない人も気軽に相談できるでしょう。
複数のテントを購入するときには、見積もりを作成してもらうと他社と比較検討できます。
たくさん購入すればするほど、大きな割引を期待できるかもしれません。
おしゃれで激安なイベントテントをサイズ毎に比較
おしゃれで激安なイベントテントを購入するときには、あらかじめ相場を把握しておき
ましょう。
価格交渉をするときの参考になりますよ。
ここからはイベントテントのタイプ別に相場を紹介していきます。
◆組み立てテント◆
イベント会場でもひと際目立つ!!
ロイヤルパワーテント
1.5間(2.7m)×1.5間(2.7m)~2間(3.6m)×4間(7.2m)
サイズバリエーションも豊富です。
135,056円(税込)~
パワーテントのカラー天幕 20色のバリエーションでカラフルに!!
パワーパイプテント カラーテント
1間(1.77m)×1.5間(2.67m)~3間(5.31m)×5間(8.85m)
66,000円(税込)~
イベントには欠かせない!片流れで受付にもピッタリなテント
シンプルパワーテント
1間(1.77m)×1.5間(2.67m)~1.5間(2.67m)×3間(5.31m)
79,200円(税込)~
◆ワンタッチテント◆
※組み立てテントとワンタッチテントではサイズの表記に違いがありますのでご注意下さい。
ワンタッチテントに定番商品!
かんたんてんと3
スチール・アルミ複合フレーム
1.8m×1.8m~3m×6m
41,250円(税込)~
スピーディーに設置!バリエーションも豊富です。
ミスタークイック
スチール・アルミ複合タイプ
1.8m×1.8m~3.6m×7.2m 他
44,880円(税込)~
簡単で丈夫!!こんなワンタッチテント今までなかった!!
ブルームテント2
1.8m×1.8m 41,250円(税込)
3m×3m 70,400円(税込)
3m×4.5m 88,000円(税込)
3m×6m 104,500円(税込)
4m×8m 162,800円(税込)
イベントテントの中古で気になる耐用年数は大丈夫?
イベントテントをレンタルしたり、中古で購入したりするときに意外と見落としがちなのは、テントの耐用年数や品質です。
当然のことながら、レンタル・中古用のイベントテントは自分の手元に届く前に、たくさんの人によって使われていて、その分だけ劣化しています。
一般的なテントの耐用年数は10年程度と言われていますが、実際のところ紫外線や雨風にさらされたテントは、想定以上に早く劣化するものです。
そのため、経過年数を聞かずにただ「安いから」という理由だけで、安易にテントを借りたり買ったりすることはおすすめできません。
特にオンラインショップで申込みをした場合、手元に届いたときに「思った以上にボロボロだった…」ということがあってもすでに手遅れです。
一見きれいにみえても、天幕のUV効果や防水効果が衰えていることもあります。
雨風を防ぐためのテントが役に立たなければ、意味がありませんよね。
慣れていない人にとってテントの設営は時間がかかることもあります。
そんなときにパイプが錆びていたり、天幕がぐちゃぐちゃになっていたりすればなおさら時間がかかるでしょう。
中古やレンタルのメリット、デメリットを理解した上で決めることをおすすめします。
中古イベントテント相場をサイズ毎に比較
何度もテントを使用するという人にとっては、レンタルよりも購入したほうがコストパフォーマンスも高く、おすすめです。
ここではあまり知られていない、中古イベントテントのサイズと相場を紹介します
シンプルな白のイベントテントの販売相場は、スタンダードな白いイベントテントを例に紹介
1号 | 1間(1.8m)×1.5間(2.7m) | 約36,000円 |
2号 | 1.5間(2.7m)×2間(3.6m) | 約37,000円 |
3号 | 2間(3.6m)×3間(5.4m) | 約50,000円 |
4号 | 2間(3.6m)×4間(7.2m) | 約62,000円 |
6号 | 3間(5.4m)×5間(5.4m) | 約123,000円 |
中古テントの取り扱い業者は少なく、見つけたとしても自分の希望する大きさのテントが取り扱われていないことも珍しくありません。
テントマーケットでは運動会用のテントとして、「パワーパイプテント」を販売しています。
白い天幕と4本のパイプで構成されたシンプルなテントですが、高い強度を誇る天幕やサビに強いポストジンクが使われている骨組みなど、機能性は抜群。
ロングセラー商品であり、サイズのバリエーションも豊富です。
1号 | 1間(1.8m)×1.5間(2.7m) | 57,200円 |
2号 | 1.5間(2.7m)×2間(3.6m) | 72,600円 |
3号 | 2間(3.6m)×3間(5.4m) | 99,000円 |
4号 | 2間(3.6m)×4間(7.2m) | 119,900円 |
6号 | 3間(5.4m)×5間(5.4m) | 264,000円 |
新品であることと機能性の高さを考えると、コストパフォーマンスは十分といえるのではないでしょうか。ぜひ一度手に取ってご覧ください。
まとめ
販売>中古>レンタル |
イベントテントは、さまざまなオンラインショップや店舗で購入することができます。レンタルを行っている業者や中古品を取り扱っているショップも少なくありません。しかしながら、長期間のレンタルは費用がかさみますし、どんな商品が送られてくるのかがわからないものです。
イベントを開催する機会が多い組織・団体や、返送の手間が面倒くさいという方は、ぜひテントを購入してみてはいかがでしょうか。
テントマーケットはレンタル商品に負けない、幅広いラインナップと、手の届きやすい価格が魅力です。
設営しやすいワンタッチテントや、おしゃれなデザインテントを選ぶと、イベントの企画や運営もきっと楽しくなるでしょう。
激安の掘り出し物もたくさん用意しているので、イベントが多くなるシーズンに向けてぜひ一度ご検討ください。
レンタルした場合
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購入した場合 | ||||
パワーパイプテント | ブルームテント2 | かんたんてんと3 | |||
価格
(2間×3間 相当)
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3日間 | 11,000 |
¥99,000~
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¥104,500~
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¥119,185~
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1週間 | 22,000 | ||||
2週間 | 44,000 | ||||
カラー バリエーション |
3~6色 | 1色 (+オプション20色) |
3色 (+オプション14色) |
13色 (+オプション5色) |
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文字入れ | 不可 | 可 | 可 | 可 | |
強度 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |
補償 | 修理代を請求されることも有り | パーツのみの販売も可 | パーツのみの販売も可 | パーツのみの販売も可 | |
送料 | 往復料金別途負担@3300/台~ | 無料 (個人宅・離島を除く) |
無料 (個人宅・離島を除く) |
無料 (個人宅・離島を除く) |
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保管 | 不要 | 保管場所が必要 | 保管場所が必要 | 保管場所が必要 | |
設営人員 | 6人 | 6人 | 4人 | 4人 | |
設営時間 | 1時間 | 1時間 | 5分 | 5分 | |
費用対効果と アドバイス (コスト/使用頻度) |
・1日だけのイベント なら高コスパ。 ・2回/年×3年以上使用するなら購入が〇。 |
・2回/年×3年以上使用なら購入が〇 ・設営人員が多く確保できる場合や、比較的少数台を想定する場合にオススメ。 |
・2回/年×3年以上使用なら購入が〇 ・人手不足、複数台大量設営ならワンタッチテントがオススメ。 |
・2回/年×4年以上使用なら購入が〇 ・人手不足、複数台大量設営ならワンタッチテントがオススメ。 |
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総合評価 | 文字入れ不可のため 寄贈品には× 短期イベント用途には最適。 |
カラーも豊富で文字入れ可。 自由度が高いテント。 パイプがスチールで丈夫なので長く使用可。 |
カラーも豊富で文字入れ可。 自由度が高いテント。 パイプがアルミなので軽くて長持ち。 |
カラーも豊富で文字入れ可。 自由度が高いテント。 パイプはスチールですが、簡単設営。 |
補足:イベントテント設営の際に必要な風対策とワンタッチで組み立てる方法
イベントテントを設営する際には何よりも安全対策が重要です。
強風が吹くとテントが飛ばされて事故が起きやすくなるので、テントの風対策を行うことで事故を未然に防ぎましょう。
特にワンタッチテントは軽量設計されていることが多く、持ち運びしやすい分風にも弱いものです。
また、イベントテントなどの組み立てテントは天幕が大きければ大きいほど風の影響を受けやすくなります。
風対策グッズとしては、支柱を強い力で支える加重プレートや砂袋、メッキ、砂や水を入れると重し(=ウェイト)になるものがあります。
その中でもプレート状のウェイトはペグが打ち込めない場所や、砂浜など足場が安定しないところでも使えるのでおすすめ。
10㎏~20㎏のものが一般的ですが、大きいテントを支えるためには20㎏のウェイトを選びましょう。
徹底した風対策を行うことで、イベントを滞りなく進められますよ。
風対策を万全にしておけば、ワンタッチテントも気軽に使えます。
少人数や女性でも簡単に運べて組み立てられるワンタッチテントは魅力的ですよね。
テントマーケットで取り扱っている「かんたんてんと3」は、部材がすべて一体化されているので組み立てがとっても簡単!
手順は、
①フレームを左右に引っ張る
②フレームにテントをかぶせる
③アームに持ち替えて引っ張る
④足を伸ばして高さを調整する
で、約1分あれば組み立てから収納まで完了します。
強くて錆びない柱フレームやUVカット99%以上の防水・防炎加工天幕など、機能性も抜群。
高さ調節機能も付いているので、使用場所や用途に合わせて使用できます。