こんにちは。スタッフの島山です。
今日はテントの設営のポイントについてご紹介します。
スムーズに効率よく立てる方法とは?
テントには大きく分けて2タイプあるのは御存知でしょうか?一つは支柱や天幕などの部材が一体化しているワンタッチテント。もう一つは支柱を組立ててから天幕を乗せて組み立てる組み立て式のテントです。2つのタイプで組み立て方は違っていますが、ご使用になるテントの設置に必要な時間や効率的な設置の方法を知っておくと準備がスムーズに進みます。また、準備にかかる時間や人件費など抑える事も出来るのではないでしょうか。ということで今日はテント設置のちょっとしたポイントをご紹介していきます。
ワンタッチのテントは時間もかからず一人でも簡単に設置が可能。手軽にご使用いただけるので当店でも人気があります。ワンタッチテントの組立ての際、もちろん1人でも設置は可能ですが2人で作業していただくとより効率的です。というのも、ワンタッチテントは支柱に天幕が載った状態で収納されています。それを広げて使用しますので片側2本ずつ支柱を持って広げていただくとより簡単に設置が出来ますし、テントをまっすぐ立てるのにバランスが取りやすいのではないでしょうか。このように設置が簡単なワンタッチテントは女性でも簡単に設置・撤収が出来るのでイベントに女性だけで参加される場合でも安心してご準備いただけます。
★ワンタッチテント設置方法の動画はコチラ(この動画と違うモデルですと設置方法が違う場合もあります。ご注意下さい。)
組み立て式のテント
組み立て式のテントでは組立てるのに大変なイメージを持たれているかもしれません。しかし最近の組み立て式テントはかなり設置・撤収が簡単になっています。ワンタッチとは違い、支柱と天幕が分かれていますが順序良く組み立てればあっという間に出来てします。まず、屋根になる部分の支柱を組立てます。そこに天幕を載せて屋根の部分が出来上がります。続いて、脚になる支柱を立てるのですが、ここでポイント!片側ずつ立ち上げて下さい。隣り合っている脚を同時に立ち上げ、次に反対側の脚を立ち上げて下さい。するとあっという間にテントが設置出来ます。組み立て式テントは順序を守って組み立てれば意外と簡単に設置出来てしまうのです。また、組み立て式テントのわかりやすい動画もご覧になれます。説明書を見てもなかなかわかりづらい工程も動画でご確認いただけますのでぜひご活用下さい。
★組み立て式テント設置方法の動画はコチラ(この動画と違うモデルですと設置方法が違う場合もあります。ご注意下さい。)
設営の注意点とは?
テント設営時の注意点についてお話します。最近、急な天候の変化や強風・大雨といった被害が多くあります。イベント出店時やアウトドアでテントを設置している時にもそういった天候に見舞われる可能性は大いにあります。また、イベント会場などでは多くの来場者がいるなかでテントの扱いには十分注意が必要です。先にご紹介した様にテントを正しく設置していただくのはもちろんですが、同時に風対策を万全にしていただく事もテントを設置する上で大変重要です。当店で取り扱っているテントには標準セットにテント用のウェイトが入っているものもあります。そういったものを活用していただくのも一つですが、例えばペグやロープで固定するタイプでは、ペグが打ち込めない場所では使用出来ませんので別の風対策用品を使わなくてはなりません。テントにセットされている対策グッズがどんな場所でも使えるとは限らない。ということを覚えておいて下さい。使用する会場の環境を事前にしっかり把握してテントとウェイトをご準備いただく事もとても大切です。
テント用のウェイトには様々な種類があります。鋳物などのウェイトは重ねて使用することで重さを調節することも出来ますので、大型のテントなどにも対応できます。また、収納時も重ねて置けるので場所に困りません。水や砂を入れて使用するウェイトバッグは設置場所で水や砂が確保できれば運搬がとても楽です。テントは設置の仕方や見た目の美しさも大切ですが安全にご利用いただくための対策を万全にすることもとても重要です。テントを設置する際は周りに十分注意して、風対策を万全にしていただくことをお願いします。
片付け方のポイントは?
テントをスムーズに設置する為に重要なのは片付け方です。片付けがきちんとしてあるとテント自体も長持ちしますし、次に使う時にも設置に余分な時間や手間をかけることもありません。また、部材の紛失や忘れ物なども無くなりますので片付け方はとても重要です。テントの種類によって天幕の形が違っていたり、片付けの手順が違ったりもします。設置の際は撤収時の事も頭に置いて作業すると片付けがスムーズになります。
<天幕をしっかり乾燥させる>
天幕は時に雨などにさらされて濡れていたり、汚れていたりします。そんな状態で天幕と支柱を収納してしまうと天幕のカビや劣化、支柱の錆の原因になったりします。支柱が錆びついてしまうとスムーズな設置が難しくなり無理に広げて故障の原因にもなりかねません。ですので天幕や支柱は汚れを落とし、しっかりと乾燥させた上で保管して下さい。理想は風通しの良い場所で陰干しです。撤収時の天候などで難しい場合はタオルなどで水分をできるだけ拭き取って収納し、天候の良い日に改めて天幕や支柱を乾燥させ破損などしていないかも点検しておくとベストです。また、地面に直接打ち込んだペグなども同様に土などの汚れを落とし錆びないように乾燥させて収納して下さい。
<幕をコンパクトにたたむ>
組立て式のテントや天幕が別に収納されているタイプのテントでは大きな天幕を畳む作業はなかなか大変ですよね。また、たたみ終わってバッグに収納しようとした時サイズが合わなくて入らない!!なんてこともよくある失敗のようです。そんな失敗をしない為にも設置する前にどのような状態でバッグに収納されていたかをきちんと覚えておくことをおすすめします。また天幕をたたむ際は収納バッグを隣に置いてサイズを合わせながら、なるべく空気を抜きながらすすめるとよりコンパクトに収納ができます。当たり前のことですが、スムーズに撤収するにはこのような点に気をつけて作業をすると効率的です。
今回はテントの効率的な設置・撤収方法をご紹介しました。やはりテントを長持ちさせるにも設置・撤収をスムーズにする為にも片付け方はとても重要ということが言えますね。
次回はオシャレなイベントテントについてご紹介します。